めくるめく飲食業の世界
ご無沙汰しております。ハセです。
今年で社会人3年目を迎えます。そんな私の仕事は飲食業です。(余談ですが最近ナチュラルに一人称が私になってきました。社会人って怖い)
関西のいわゆる関関同立と呼ばれる大学を出て、今は関東で飲食業に携わっています。正直、関関同立からの進路として多数派ではないでしょう。
「もっといい業種や会社に行けたんじゃない?」と、よく言われます。特に社内の人に。笑
新卒からの人気も高くなく、また労働時間が不規則で長時間になりがち、離職率も高い。そんな傾向にある飲食業ですから、まあそういう風に言われるのももっともかもしれません。今回は、そんな飲食業でなぜ自分が働くのかという話。
なぜ飲食業に就職したのか?
まずもって好きだからです。大学時代も飲食店でバイトしていましたし、きついけど面白い!もっとやりたい!という非常にシンプルな動機です。もちろん飲食業の中でこういう仕事をやりたい、達成したい、という部分もありますがそこまで語るとやべえ文字数になるのでやめておきます。
しかしこの「好き」という概念が、これほど存在感のある業種もないかもしれません。お客さんに喜んでもらうのが好き、料理を作るのが好き、そういう気持ちなしに続けることが非常に難しい職業であると思います。はっきり言って「仕事は生活のため」という価値観の人には向きません。
でもそれなりの大学出て飲食業、勿体なくない?
なんで?と思います。
非常に鼻持ちならない話をしますが、私は同期の中で最も高学歴です。が、しかし自分自身ではそんなことはどうでもいいし関係ないと思っています。飲食業を志した時点で、学歴は捨てたも同然ぐらいの気持ちでいます。
でもいいのです。私は学歴を得るために大学に行ったのではありません。様々な人に会い、様々な経験を積み、見聞を広めるために大学に行ったのです。それがたまたま関関同立だっただけの話です。
大事なのは肩書きよりも、自分が何をするのか。それが私の価値観です。
以上、非常に鼻持ちならない話でした。
飲食業のよいところ
一つに絞って言えば、とにかくシンプルなところです。
人間の三大欲求である、食欲を満たすこと。そして、楽しい食事の場を提供し、お客さんにいい気持ちになってもらうこと。その対価として、代金(=給料)をいただくこと。
こんなわかりやすい仕事はなかなかありません。シンプル故に難しいとも感じます。毎日が試行錯誤で、それが最高に面白いです。
毎日違うお客さんがやって来るというライブ感もたまらないし、そのお客さんの反応を直接受け取れるというのも大きな魅力です。とかく「やりがい」の大きい職業です。
飲食業のわるいところ
世間のイメージ的な視点から、箇条書きしてみます。
- 労働時間が長く、不規則になりがち
- 給料もその割に高くはない
- 立ち仕事で、体力的にきつい
- 土日休めない。そもそも休みが少ない
- 他業種への転職がむずかしい
- 接客業なのでストレスが多い
そんなところでしょうか。そんなところっていや多いわ、ボケ、とのツッコミありがとうございます。
これらについては否定できません。確かにそうだねという部分も多いです。ただ、そこは会社や店舗それぞれ違うので一概には言えません。自分自身新店立ち上げの時には寝食も惜しんでひたすら働いてました。一方で給料や休みについては会社でもしっかり考えてくれているなと感じる面はあります。ですので、結論にはなっていませんが、飲食業のデメリット的な部分は本当に場合によりけり、また本人の裁量や力量によりけりです。非常に参考にならない文章ですみません。
飲食業に向いている人って結局
で、書きながら思いました。土日休みで残業がなくて給料が良くて、仕事内容も楽でノンストレス。そんな仕事、面白いですか?
「いや、面白いとかじゃないよね」
「そんな仕事、最高じゃん」
そう思われた方がいれば、残念ながら飲食業には向いていないと思われます。
逆に
- 人を喜ばせるのが好き
- 食べることが好き
- 給料も大事だけどやりがいはもっと大事
- 体力的にタフ
- 少なからずM気質
そういう人は飲食業に向いているでしょう。めくるめく飲食業の世界へようこそ。楽しいですよ、いやマジで。
追伸
なんか書き散らしてすみません。そして真面目な文章を書いてしまってすみません。サイコロで口直しをしてください。